Webサイトをもっと効果的に – 広報活動で顧客を獲得するための3つのアクション

佐野直紀

Webコンサルタント
佐野 直紀

ビジネスヒント

こんにちは!シアンスのWebコンサルタント、佐野です。

Webサイトがあるけれど成果が出ていない?それなら、今すぐにできる3つのアクションをお伝えします。

アクション1:コンテンツで差をつける

質の高いコンテンツを公開して、GoogleやSNSで注目を集めましょう。製品やサービスの特長、専門的な知識、楽しいエピソードなどをブログやSNSで発信することで、検索エンジンの上位表示が容易になるばかりか、より多くの人々の目にも止まります。

企業における質の高いコンテンツとは何か?

企業の場合、経済的な成果を示す事例紹介や実績紹介コンテンツは、GoogleやSNSで特に評価されます。日々蓄積される実績情報を公に発信することで、貴社の日常業務が可視化され、Googleの検索ランキングも向上します。

さらに、競合他社にはない製品、技術、サービスなどの情報を発信することで、他社との差別化が図れると同時に、貴社の特長が広く知られるようになります。

要するに、他社とは異なる貴社の特長と、日々の事業実績が「質の高いコンテンツ」と言えます。

アクション2:社内「広報チーム」を作成する

広報活動は、単なる「お知らせ」以上の価値があります。自社の魅力を効果的に伝えるために、社内で「広報チーム」を設立し、全員でコンテンツ作成や情報発信に取り組みましょう。これが企業の魅力を効果的に伝える秘訣です。

しかし、広報チームの設立は容易なことではないでしょう。もしそうだったら、多くのBtoB企業がすでに行っているはずです。このような課題を克服するために、具体的な広報チームの設立方法と事例を紹介します。

広報チームの設立方法

以下は、当社が広報チームの設立に関わった実際の事例です。

権限委譲から始まる

まず第一歩として、経営層や管理職にWeb広報の重要性を強調し、情報発信の権限委譲を推進します。情報発信の継続は発信者の主体性によって促されるため、情報公開に必要な承認プロセスが多すぎると担当者のモチベーションが下がり、継続的な情報発信が難しくなります。

社内の得意な人を見つける

次に、情報発信の体制が整ったら、社内から協力者を探します。社内には、なぜか生まれ持って情報発信が得意な人物が存在することが多いです。そのような人物を見つけて、情報発信の責任を委ねましょう。

上司が責任を担う

もし、情報発信が得意だが責任を取れない人がいる場合、上司がその責任を担うようにします。これにより、何らかの問題が発生したとしても担当者に負担がかからないようにすることが大切です。

フィードバックを提供する

担当者が情報発信を行った後は、全社的にその内容に対してフィードバックを提供することが重要です。このフィードバックは担当者のモチベーションを高める役割も果たします。フィードバックが複雑である必要はありません、簡単な感想や、情報発信に対する感謝の言葉でも十分です。こうしたポジティブな反応が継続的な情報発信に繋がります。

アクション3:定期的に更新する

一度作ったら終わりではありません。定期的に新しい情報を発信することで、ユーザーは「この企業は活動的だ」と感じます。社内イベントや裏話をシェアすることも、一見小さいかもしれませんが、大きな影響を与えます。

以上のアクションを取れば、ユーザーのリピート率が上がり、より多くの顧客に変わる可能性が高まります。

なぜ広報が重要なのか?

Webを活用した広報活動を活発にしようとすれば、「担当者は誰か?どの部門がコストを負担するのか?」といった多くの疑問が生まれます。

Web広報活動は会社の「顔」になります。認知度が上がれば新規顧客が増え、売上が向上するチャンスが広がります。

言い換えれば、Web広報活動は会社の成長と密接に関連しているため、その重要性は高いといえます。

まとめ

広報活動で顧客を獲得するためには、次の3つが有効です。

  • 実績情報や日常のブログなど、具体性のあるコンテンツを多く掲載する
  • 責任と権限を持つ広報チームを設立する
  • 定期的に情報を更新してくれる担当者に、感謝の言葉を伝える

顧客を獲得する広報活動にお困りですか?

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この記事を書いた人

佐野直紀

Webコンサルタント

佐野 直紀

株式会社シアンスの執行役員。Webコンサルタントとして、BtoB企業のWebサイト制作を数多く手掛ける。
クライアント企業の事業戦略や採用計画に基づいた、Webサイトの企画・設計・提案を得意とする。

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