デジタル時代に勝ち抜く!自社コンテンツの発信力を高める方法

佐野直紀

Webコンサルタント
佐野 直紀

ビジネスヒント

こんにちは。デジタルマーケティング部Webコンサルタントの佐野直紀です。

今回は、デジタル時代に欠かせない自社コンテンツの発信力を高める方法について、詳しくご紹介します。

変わりゆくビジネス環境

まず、今後10年程度で訪れる可能性のある大きな変化について考えてみます。

あと10年もすれば、ビジネスの意思決定を行う立場になるのは、現在の20代・30代の方々かもしれません。

彼らの情報収集方法は、私たちの想像以上に変化している可能性があります。

これらの次世代リーダーたちは、組織が必要とする商品やサービスを検討する際、デジタルツールを駆使して綿密な情報収集を行う傾向が強まるかもしれません。コーポレートサイトやブログはもちろん、採用情報まで確認し、企業の日常やスタッフの様子に至るまで、詳細にわたって調査する可能性があります。

自社コンテンツ発信の重要性

このような変化が進むとすれば、自社の魅力を伝えるコンテンツを自ら発信する力がより重要になります。従来、多くの企業では営業部門や製造部門が主要な役割を果たしてきましたが、広報部門の重要性が増す傾向にあるかもしれません。

業種によって状況は異なりますが、デジタルコンテンツを通じて顧客との信頼関係を築くことが、より多くの企業にとって重要になるでしょう。

段階的なデジタルシフトのすすめ

ここで課題となる可能性があるのは、デジタルツールの活用や新しい働き方の導入に消極的な人々の存在です。組織内のさまざまな層で、こうした変化への抵抗が生じる可能性があります。

自社コンテンツを発信する組織づくりは、一朝一夕にはできません。長期的な視点を持ち、段階的に進めていくことが重要です。

まずは、社内ブログの立ち上げや、特定の部署でのSNS運用など小規模なプロジェクトから始めるのがおすすめです。小さな成功体験を積み重ねることで、全社的な取り組みへと発展させていけるはずです。

具体的なアクションプラン

効果的な社内広報活動を始めるための3つのステップ

  1. 柔軟な広報チームの結成
    多くのBtoB企業、特に新潟の中小企業では、専門の広報部門がないのが現状です。多くの場合、総務部門が兼任で広報業務を担当しています。理想的には独立した広報部門を設けることですが、現実的なアプローチとしては、総務、管理部門、経営企画などが中心となって広報チームを結成することをおすすめします。チームワークにより、限られた人材で効果的な広報活動を行うことができます。

  2. 潜在的な広報ネタの発掘
    「うちには発信することがない」という声をよく聞きますが、実際にはそうとは限りません。年間の会社活動を丁寧に見直してみましょう。日々の業務、社内イベント、社員の活動など、一つ一つ情報発信の観点から再評価すると、意外にも豊富な広報素材が見つかるものです。これらを整理していくと、自然と1年分の発信スケジュールが埋まっていくことが多いです。

  3. 継続的な情報発信の実践
    発信スケジュールができたら、実際にブログやSNSで情報を発信していきましょう。継続は力なりです。週1回のブログ更新や毎日のSNS投稿など、無理のない範囲で定期的な発信を心がけることが大切です。若手社員に情報発信を任せる場合は、管理職が自身の価値観を押し付けないよう注意が必要です。まずは若手の視点や表現を理解し、見守る姿勢で接することが重要です。

このように段階を踏んで進めることで、専門部署がなくても効果的な広報活動を展開できる可能性が高まります。各企業の状況に応じて柔軟にアプローチを調整しながら、持続可能な広報活動を目指しましょう。

さいごに

デジタル時代に求められるのは、自社の魅力を発信する組織の力です。

専門家のサポートを積極的に活用し、継続的な改善と学習を心がけることで、必ずや成果は表れるはずです。

さらに詳しいアドバイスが必要な場合は、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に、貴社のデジタル戦略を成功に導いていきましょう!

この記事を書いた人

佐野直紀

Webコンサルタント

佐野 直紀

株式会社シアンスの執行役員。Webコンサルタントとして、BtoB企業のWebサイト制作を数多く手掛ける。
クライアント企業の事業戦略や採用計画に基づいた、Webサイトの企画・設計・提案を得意とする。

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