今すぐ使えるChatGPTプロンプト【エンジニア編】
ビジネスヒント
お世話になってます、橋本です。
今回は前回の記事の続きとして、私のChatGPT活用方法をご紹介します。私は普段企画書などの文章よりもプログラミングする時間が多いため、今回はエンジニア編としてご紹介します。原稿作成やメール作成などの文章に関わる活用は後日ディレクター職のメンバーにお願いする予定です。
では、実際の私の過去の入力からご紹介します。
コード生成の効率化
コードの作成は時間を要する作業です。ChatGPTを活用することで、セマンティックに正しいコードの土台を迅速に作成することが可能となります。
入力
あなたはお酒に詳しい優秀なコーダーです。
ドリンクメニューをHTMLコーディングするにあたり、セマンティック的に正しい構造を考えてください。
ドリンクの内容はメニュー情報を参考にしてください。
■メニュー情報
(ドリンクメニュー羅列)
出力
ばっちりですね。Xではよりすごい出力をさせるプロンプトエンジニアなる方が大勢いますが、私はこの程度でも十分助かってます。
条件を狭めることによって出力の質を高めることができるため、今回は「お酒に詳しい優秀なコーダー」と条件を狭めてみました。出力に反映されているかはどうでしょうか?
コードの検証と最適化
想定外の挙動が発生した際、ChatGPTは迅速なトラブルシューティングのパートナーとして機能します。
入力
最初にページにアクセスしたときは正常に表示されるのに、jsでリロードすると表示が崩れる。
ページのソースは下記です。原因を考えてください。
(この下にコード添付)
出力
エラー箇所を見つけるのもエンジニアの仕事であり楽しさではあるのですが、効率化も重要です。以前は文字数制限がありましたが、現在は添付ファイルやURLの参照が可能(有料プランのみ)になったため長いコードの検証も、効率的に行うことができます。
もちろん出力内容の検証は必要です。しかし、出力されたエラーを入力するとそれを基に修正案を出力してくれるので、検証スピードが格段に向上します。
専門用語の説明・言い換え
業務を遂行する際、エンジニアだけでなく非エンジニア(デザイナー、ディレクター)やそれぞれ新人、クライアントとのコミュニケーションの機会が多く発生します。
チーム内やクライアントとのコミュニケーションにおいて、専門用語の過度な使用は避けるべきです。ChatGPTを活用することで、専門用語を一般的な言葉に変換し、理解を深めることができます。
入力
SQL、MySQL、MariaDBの違いを中学生にわかるように説明して
出力
わ、わかりやすい!これも本当に正しいか、ちゃんと読んでから使いましょう。
また、対象を変えて指示をするとそれに合わせて文章の難易度も変化します。
正誤の判断は必要ですが、「中学生」や「エンジニア」のキャラクターを理解していることが驚きです。この使い方はエンジニアに関わらず利用できるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ChatGPTの活用は、日常の業務から専門的なタスクまで幅広く対応できると考えられます。新技術のDALL-E3の登場も今後のAI技術の進展において大きな期待が寄せられています。
デジタルマーケティング部はChatGPTのさらなる活用を通じて、デジタルマーケティング支援に生かしてまいります。
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