採用活動に動画は効果的?どんな採用動画が効果的?
ビジネスヒント
こんにちは、営業課の伊藤と申します。
採用活動のための動画制作、一度は検討したことがあるご担当者様が多いかと思います。
動画を作るとなると、制作費がかかることはもちろん、出演してくれる社員を確保したりスケジュールを調整したりと何かと大変ですので、躊躇している企業も多いかもしれません。
そこで今回は、本当に採用活動に動画は効果的なのか、どんな採用動画が効果的なのか、データをまじえてまとめてみました。
採用動画に使える新潟県内の補助金も最後にまとめましたので、ぜひご参考にしてください。
採用活動に動画は効果的なの?
本当に採用活動に動画は効果的なのか、分かりやすいデータがあります。2022年に株式会社moovyが実施した『「Z世代就職の動画活用」に関する実態調査』のデータです。
※引用元:【Z世代の23卒、24卒就活生321名に調査】約9割が、企業選びの際に「採用動画を参考にする」と回答 | 株式会社moovyのプレスリリース
なんとZ世代就活生の86.6%が、企業選びの際に採用動画を参考にしています。
そしてZ世代就活生の77%が、動画視聴後に志望度が上がっています。
採用活動を強化したい企業であれば、なんとしても取り組まなければならない状況であることは一目瞭然です(弊社も例外ではありません…)。
採用動画は長いほうがいい?短いほうがいい?
「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉が流行するほど、現代人は時間にシビアです。
ずばり、就職活動の検討段階が初期であるほど、短い動画のほうが見てもらえます。
以下のようなデータによると3分以内とよく言われますが、近年は2分以内や1分以内の採用動画も増えています。
※引用元:就活生向けの採用動画の視聴率を上げるには?就活生が求める採用動画の条件は長さと現場のリアルな情報! | 採用動画制作ならノーフィルター|NOFILTER
目指すは「短めの動画があるから、どんな事業や雰囲気か簡単に把握できそう♪とりあえず見とくか!」と気軽に閲覧してもらうことなのです。前述のデータによれば、閲覧してもらえば77%の確率で志望度が上がるわけですから。
説明会参加や選考中など、検討段階が進んでくると3分以上の動画も見てもらえるようになります。
様々な検討段階に合わせて見てもらえるよう、内容や長さの異なる動画を用意しておくことが理想です。
まとめると、以下のように言えるでしょう。
- 応募数の増加目的⇒端的に魅力が伝わる短い動画がGood
- ミスマッチの防止目的⇒長めでも仕事内容や雰囲気等がしっかり伝わる動画がGood
採用動画ってどんな内容がいいの?
※引用元:【Z世代の23卒、24卒就活生321名に調査】約9割が、企業選びの際に「採用動画を参考にする」と回答 | 株式会社moovyのプレスリリース
上記のデータによれば、
- 働く現場・事業内容が分かる動画 ⇒事業紹介・現場紹介系の動画
- 社員インタビューや社員が語る動画 ⇒社員インタビュー動画
がトップ4を占めており、求職者に求められていることが分かります。
具体的に弊社の制作例をまじえながらピックアップしていきます。
事業紹介・現場紹介系の動画
ポイントとしては、実際の働く現場・働く社員の様子を見せることです。
上記データにも現れていますが、やはり企業選びの際には、事業内容や実際に働く現場の様子が最も気になるところです。
「百聞は一見に如かず」と言うように、事前に動画を見ればそこで働くイメージが間違いなく具体的になります。イメージが湧けば不安がぐっと軽減されて志望度が上がりますし、「思っていた仕事と違う」というミスマッチが防げるため、企業側からしてもメリットが大きいです。
シアンスの事業紹介・現場紹介動画制作例
株式会社ネクスコ・サポート新潟様(料金管理業務紹介動画)
画像クリックで動画掲載ページが開きます。
昭和冷凍食品株式会社様(製造工程紹介動画)
画像クリックで動画掲載ページが開きます。
社員インタビュー動画
これも言わずもがなですが、募集要項などに記載している「未経験者歓迎」「アットホームな職場です」「女性も活躍できます」といった文言だけでは、求職者の気持ちを惹いたり効果的なアピールにはならないのが実情です。
実際に働く先輩社員のリアルな声を通して聞くことで、はじめて印象に残り信憑性も増します。
シアンスのインタビュー動画制作例
昭和冷凍食品株式会社様
画像クリックで動画掲載ページが開きます。
旭調査設計株式会社様
ブランディング動画(イメージ動画)
上記の他にも、ブランディング動画(イメージ動画)というものがあります。何を目指している企業なのか、どういった人材を求めているかなど、具体化しづらい内容を伝えるための動画です。企業説明会などで使っている企業も多いかと思います。
最初の企業選びの段階にいる求職者に、「なんとなくこの企業いいかも!」と思ってもらう入口として、短めでさくっと閲覧できるものがおすすめです。
シアンスのブランディング動画制作例
エービーエス新潟株式会社様
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館様
採用動画にも使える補助金がある!(2024年10月現在)
現時点で、新潟県内では以下の補助金が募集中になっています。
それぞれ予算が上限に達し次第終了になるかと思いますので、早めのご検討をおすすめします。
【新潟市】新規採用活動支援事業補助金
「中小企業の人材確保と大学生等の市内就労を促進するため、新規学卒者の採用を目的とした、自社の採用関連ウェブサイトの制作・改修にかかる経費及び自社で管理する企業紹介動画の制作にかかる経費の一部を補助」する、新潟市の補助金です。
詳しくはこちらのコラムをご覧ください。→【新潟市・補助金】新卒採用活動をアップグレード
【燕市】DX情報発信支援補助金
- 自社の事業内容について情報発信を行うためのホームページの新規作成費用、及び高性能ホームページへの改修費用
- 自社事業の内容について情報発信を行うためのPR動画作成費用
に使える、燕市の補助金です。事業内容のPR動画が対象ということで、顧客向けにも求職者向けにも広く使える動画になるかと思います。
詳しくは公式ページをご確認ください。→DX情報発信支援補助事業/燕市
【胎内市】中小企業等支援事業補助金(販路開拓支援事業)—育てる支援事業(3)人材確保活動費
「求職者向け動画制作、求人活動のためのWEBサイトの改良に係る経費」に使える、胎内市の補助金です。
詳しくは公式ページをご確認ください。→胎内市/胎内市中小企業等支援事業補助金
【魚沼市】企業魅力発信・認知度向上促進事業補助金
「ホームページ新設・改修、企業紹介動画作成・発信」に使える、魚沼市の補助金です。
詳しくは公式ページをご確認ください。→企業魅力発信・認知度向上促進事業補助金 – しごとNetうおぬま – 魚沼市ホームページ(商工課)
いかがでしたでしょうか。制作した採用動画は、短めに編集したバージョンも作って自社サイトのメイン画像に活用したり、YouTube広告やSNSなどにも活用することで、広く見てもらうことができます。
シアンスにご相談いただければ、動画制作だけでなくネット上での効果的な使い方もあわせてご提案させていただきます。
「タイパ」が重視される時代、閲覧者に与えられる情報量が圧倒的に多い動画をフル活用して、採用活動を強化していきましょう。
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