採用ミスマッチを劇的に減らすたった2つのポイント

宮沢拓真

コンテンツディレクター
宮沢 拓真

ビジネスヒント

お客様プロフィール

法人名株式会社キョードー北陸様
本社〒950-0088
新潟県新潟市中央区万代3丁目1番1号新潟日報メディアシップ1階
設立1976年07月
資本金1,000万
従業員数25名(アルバイトは除く)
営業品目
  • コンサート・演劇・落語・展示会・スポーツの興行請負
  • 自社イベントの企画・運営
  • チケット販売
  • 企業への団体チケット販売
  • 運営業務
  • 広告宣伝業務
URLhttps://www.kyodo-hokuriku.co.jp/
法人名昱工業株式会社様
本社新潟県新潟市西区流通センター二丁目2番地3
設立昭和41年10月1日
資本金1億円
従業員数221名(令和3年12月21日現在)
営業品目

建設業

  • (特)土木一式工事業
  • (特)電気工事業
  • (特)管工事業
  • (特)鋼構造物工事業
  • (特)塗装工事業
  • (特)機械器具設置工事業
  • (特)電気通信工事業
  • (特)水道施設工事業
  • (般)さく井工事業
  • (般)消防施設工事業

指定排水設備工事店

指定給水装置工事業者

高圧ガス販売事業

第一種フロン類回収業者

特例浄化槽工事業者

電気工事事業者

URLhttps://www.akira-k.co.jp/

採用活動を行う上で目をそらすことができない「ミスマッチ」

採用活動においてミスマッチがあると、せっかく新入社員が入社してくれたのになかなか定着してくれない、会社としての足並みをなかなか揃えられないといった問題につながります。

そのため、ミスマッチの防止は採用活動において最も注力すべき課題の1つであると言えるでしょう。

ミスマッチが起こる最大の原因とは?

採用活動や就職活動におけるミスマッチの主な原因は、企業側の情報提供の不十分さです。

例えば、会社説明会で詳しく仕事内容を説明したつもりでも、実際には求職者に正しく伝わらなかったり、求人サービスを利用しても情報を十分に提供することが難しかったりする場合があります。

企業側としては全ての重要な情報を伝えているつもりでも、求職者側としては知りたい情報が不足していることもよくあります。

実際に厚生労働省が行った調査では、早期転職者の最も多い初職離職理由は「仕事内容への不満」であり(次いで「人間関係への不満」)、これは入社前の予想と実際の仕事内容との齟齬が原因である可能性があります。

以上のことから、求職者に自社を十分に理解してもらうことは企業側にとって思う以上に困難な課題であると言えます。

ミスマッチを防ぐための2つのポイント

ここからは、ミスマッチを発生させないために気をつけるべきことをご紹介していきます。今からご紹介するポイントは決して特別なものではありませんが、知らず知らずのうちにないがしろになってしまうことも少なくないのではないかと思います。

ぜひ今一度、皆さんの会社の採用活動を思い返しながら読んでみてください。

1.仕事内容を具体的に紹介する

先述した通り、求職者が企業を選択する際の重要な要素の一つは「仕事内容」です。

就活情報サイトの統計によれば、「会社説明会に参加した目的」に関する調査では、「仕事内容を知りたかった」という回答が最も多いです。

しかしながら、企業は自社を魅力的に見せたいという意図から、福利厚生や働きやすさなどに偏って説明する傾向があります。

確かに福利厚生や働きやすさは求職者にとって重要な要素ですが、一方的な情報提供では本当に伝えたいことが伝わらず、求職者に不良印象を与えかねません。

求職者への情報提供では、「企業が伝えたいこと」を伝える前に「求職者が知りたいこと」を充分に伝えることが重要です。

そのためには、仕事内容を紹介するだけでなく、個々の職種の具体的な業務内容ややりがい、一日の仕事の流れなどを伝えることが必要です。これにより、求職者が入社後に予想外の仕事内容と出くわすリスクを防ぐことができます。

2.職場の雰囲気を感じられる機会を設ける

転職において、「仕事内容への不満」に次いで最も多く挙げられる理由は「人間関係への不満」です。

就活情報サイトによる統計でも、「会社説明会に参加した目的」に関する調査では、「職場の雰囲気を知りたかった」という回答が、「仕事内容を知りたかった」という回答に次ぐ順位となっています。

では、求職者に職場の雰囲気を知ってもらうためにはどうすればよいでしょうか?

それは明確です。求職者が職場の雰囲気を実際に体験できる機会を提供することが必要です。

たとえば、会社説明会の際には先輩社員への質問時間を設けたり、座談会を開催したりすることで、求職者に実際の職場の雰囲気を感じ取ってもらうことができます。これにより、求職者のイメージと実際の職場のギャップをある程度防止することができます。

ただし、「うちの会社は和やかな雰囲気です」とか「わからないことは先輩が丁寧に教えてくれます」といった言葉だけでは伝えきれません。実際に求職者自身が職場の雰囲気を体験し感じ取ることが重要です。そうでないと、入社後にギャップが生じる可能性があります。

採用向けコンテンツでミスマッチを防ぐ

以上のように、採用活動のミスマッチを防ぐためには会社説明会やインターンシップ、選考において具体的な仕事内容や職場の雰囲気を伝えることが重要となります。

Webサイト上でも同様に、企業による求職者への情報提供は質の高いものでなければなりません。

ここからは弊社が制作させていただいた採用向けコンテンツの事例をもとに、Webサイト上での成果につながる情報提供の方法ご紹介していきます。

「職種紹介」で具体的な仕事内容を紹介

エンターテインメントの企画・運営を行う株式会社キョードー北陸様の採用サイトでは、職種ごとの仕事内容を紹介する「職種紹介」ページを設置しています。さらに、このページでは職種ごとの「この職種の求める人物像」や「この職種に求められる能力」を掲載しており、求職者が自身にマッチした仕事なのかを判断する材料を提供することで、ミスマッチの防止を測っています。

株式会社キョードー北陸様 採用サイト 職種紹介

「社員インタビュー」で職場の雰囲気を伝える

エンジニアリング・施工・メンテナンス・機器販売を行う昱工業株式会社様では、「社員インタビュー」ページで職種ごとに先輩社員が紹介されています。こちらのコンテンツでは職種ごとの仕事内容を伝えると同時に、「自分が志望している職種にはどんな人がいるんだろう?」という求職者の疑問に答えています。

工業株式会社様 コーポレートサイト 社員インタビュー

採用活動のプロセスを整理し、ミスマッチを減らすコンテンツ戦略を立案

シアンスでは採用計画のヒアリングを行い、具体的なターゲット像から求める人物像や中長期的な採用ニーズ、募集媒体や採用ツールまでを整理いたします。

また、採用活動の各段階で必要となるコンテンツの選定から取材、撮影による原稿の作成まで、一貫したサービスが提供可能です。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

宮沢拓真

コンテンツディレクター

宮沢 拓真

クライアントの抱える課題や潜在的なニーズを引き出し、最適なコンテンツを設計する。また、ブログやお知らせ等の更新コンテンツのコンサルティングも手掛けている。

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