会社紹介文の作り方【採用活動編】

宮沢拓真

コンテンツディレクター
宮沢 拓真

ビジネスヒント

就職活動において、会社紹介文は企業と就活生をつなぐ重要な架け橋です。しかし、多くの企業がこの機会を十分に活かしきれていないのが現状です。

以前、『真似るだけ!会社紹介文の作り方【基礎編】』にて、会社紹介文の基本的な構成をご紹介しましたが、本コラムはさらに一歩踏み込んで、求職者に自社の魅力を最大限に伝えるための会社紹介文の作成方法をご紹介いたします。

【ポイント1】あなたの会社ならではの「キーワード」を盛り込む

求職者に向けた会社紹介文では、あなたの会社ならではの特徴的なキーワードを盛り込むことが重要です。例えば、以下のようなキーワードが考えられます。

・業界内でのシェアや売上高などの客観的な強み
・自社の独自技術やノウハウ
・社風や社員の特徴
・ビジョンや目指す姿 など

これらのキーワードを会社紹介文の随所に盛り込むことで、求職者の興味を引き付けることができるでしょう。

例)当社は業界シェアNo.1の独自技術を有しており、業界の最先端を走り続けています。社員一人ひとりが高い専門性を持ち、フットワークが軽いのも当社の特徴。お客様の課題解決のために、全社一丸となって取り組んでいます。

【ポイント2】数字を使って客観性を高める

会社紹介文の説得力を高めるためには、数字を使うのも効果的です。例えば、以下のような数字は求職者の関心を引くでしょう。

・事業の規模感(売上高、店舗数、顧客数など)
・市場シェアや業界内での順位
・自社の歴史(創業年数、業歴など)
・社員数、平均年齢、離職率 など

漠然とした表現だけでなく、このように具体的な数字を盛り込むことで、会社の魅力がより伝わりやすくなります。

例)当社は創業50年、業界シェアトップクラスの老舗企業。若手社員が多く、平均年齢は32歳と活気にあふれています。直近5年間の平均離職率は3%以下と業界内でも屈指の定着率を誇ります。

【ポイント3】読み手の共感を得る

会社で働くのは求職者自身です。したがって、求職者の目線に立って、共感を得られるような紹介文を書くことが肝要です。

・求職者にとってのメリットを想像して書く
・将来のキャリアパスをイメージできるような表現を盛り込む
・柔らかい言い回しや、親しみやすい言葉を使う など

堅苦しい表現を避け、求職者の立場になって考えることで、より多くの共感を得られる会社紹介文になるはずです。

例)当社は一人ひとりの成長を何より大切にしている会社です。年次に関わらず手を挙げればチャレンジできる環境があり、実際に20代で企画リーダーを任されているメンバーも。あなたの可能性を存分に伸ばせる環境が当社にはあります。

まとめ

会社紹介文は求職者にとって、会社を知るための重要な情報源です。前回ご紹介した基本的な構成を踏まえつつ、今回ご紹介した3つのポイントを意識して作成することで、自社の魅力を最大限に伝える会社紹介文を作成することができるでしょう。

ぜひ参考にしていただき、あなたの会社の魅力が存分に伝わる会社紹介文を作成してみてください。

この記事を書いた人

宮沢拓真

コンテンツディレクター

宮沢 拓真

クライアントの抱える課題や潜在的なニーズを引き出し、最適なコンテンツを設計する。また、ブログやお知らせ等の更新コンテンツのコンサルティングも手掛けている。

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