CI整備で実現したブランドイメージの統一と魅力発信|株式会社サンシステム

伊藤彩乃

アカウントマネージャー
伊藤 彩乃

プロジェクト事例

お客様プロフィール

法人名株式会社サンシステム様
本社〒940-2128
新潟県長岡市新産東町10番地
URLhttps://www.sunsystem-net.co.jp/
事業紹介
  • 商業施設の企画設計施工
  • 内装工事一般
  • 住宅家具・店舗什器製作施工

店舗内装業界で30年以上の実績を持つ株式会社サンシステム様。今回は同社の代表取締役 飯田様に、CI整備とホームページ制作を通じた企業ブランディングについてお話を伺いました。

課題と効果

課題

  • ホームページがないことによる営業機会の損失
  • コーポレートアイデンティティ(CI)の統一感不足
  • 内装業界自体の認知度の低さ

効果

  • 人材採用における効果(ホームページを見て複数名が入社)
  • 企業の信頼性向上による営業機会の獲得
  • 社内外における企業イメージの統一

ホームページ制作のきっかけ

伊藤:本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。まずは、ホームページ制作のきっかけについてお聞かせください。

飯田様:当初はホームページについて誰に依頼すればよいか分からない状況でした。グラフィックデザイナーの知人はいたものの、技術面での実装ができなかったんです。

そんな中、取引先である大光銀行さんからシアンスさんをご紹介いただきました。

ホームページがないことによる機会損失

伊藤:当時はホームページがなかったとのことですが、当時はどのような課題を感じていらっしゃいましたか?

飯田様:内装業という仕事自体の認知度が低くて、「壁紙を貼る仕事なんですか?」と聞かれることも多かったんです。

採用面でも苦労しましてね。求職者の方を紹介していただいても「ホームページがなくて会社のことが調べられない」という理由でお断りされることがありました。お仕事の紹介の場でも「御社のホームページを拝見させていただけますか?」と必ずと言っていいほど聞かれましたから。

2018年頃というと、検索してもホームページが見つからない会社というのは、かなり敬遠される時代でしたからね。

ちなみに当時は社員ごとに名刺のデザインが異なっていたり、企業としての統一感も不足していた状況でした。

CI整備からスタート

伊藤:そこで、まずはコーポレートアイデンティティ(CI)の整備から始めたわけですね。

飯田様:はい。ロゴは既にあったのですが改めて色味などを決めて、そのイメージに合うようにホームページを作っていただきました。さらに、名刺、封筒、会社案内パンフレットの3点セットもシアンスさんにお願いしたんです。

当初はホームページをどんな方向性で作っていくか手探りだったんですが、シアンスさんと打ち合わせを重ねる中で「人」というキーワードが浮かび上がってきたんです。

実は私たち自身も気づいていなかったのですが、「そうか、結局当社の強みは人なんだ」という発見があって、それが印象に残っています。

「人」を軸にしたコンテンツ展開

伊藤:2018年のホームページ開設時から、実際の社員様を前面に出すなど「人」メインのコンテンツになるよう制作させていただきました。

飯田様:ええ。実際その効果も表れていまして、このホームページを見て複数名が入社してくださいました。紹介会社を介した入社実績よりも多いんですよ。

伊藤:今年(2024年)またホームページのコンテンツ見直しをご依頼いただきましたが、「メンバー紹介」ページは特に力を入れて制作させていただきましたね。

飯田様:はい。今までは全スタッフの写真は載せていなかったので、新たにメンバー紹介ページを設けて、全スタッフの笑顔の写真を掲載しました。

社外に向けた広報の意味もありますが、実は、社員の家族にも会社のファンになってほしいという思いがあったんです。お父さんやお母さんがメンバーとしてかっこ良く載っていて、「こういう会社で働いているんだ、かっこいいなあ」と思ってもらいたいなと。

また、一人一人コメントも載せてもらったので、どんなことを考えながら働いているかが分かって、社内向けのメッセージとしても非常に良かったですね。

メンバー紹介ページ

サイト運用と更新について

伊藤:サイト公開後の運用について、どのように感じていらっしゃいますか?

飯田様:年に一度の事例更新や写真の差し替えなど、定期的なコンテンツ更新をお願いしています。こちらからのアクションに対して、レスポンス良くスピーディーに対応いただいていますね。

伊藤:逆に、私どもへのご要望などはございますか?

飯田様:そうですね。実は数年間、更新が滞ってしまった時期もありまして。できれば、シアンスさんの方からも「こういった更新をしてみては?」といった提案をいただけると嬉しいですね。

伊藤:ありがとうございます。ホームページは作って終わりではなく、継続的な改善が大切ですよね。今後は弊社からも積極的に提案させていただきます。

事業への認知度向上への取り組み

伊藤:今後の展望についてお聞かせください。

飯田様:当社の事業、ひいては業界の認知度向上が大きな課題だと考えています。店舗内装の仕事って、医療や法曹界のように普段からメディアで特集されることは少ないんですが、実は知られていない魅力がたくさんあるんです。そこで、noteを活用した情報発信や、動画コンテンツの制作も検討しているところです。

伊藤:確かに、夜間工事など、他の業界にはない独特の面白さがありますよね。

飯田様:そうなんです。例えば、お店が閉まった真夜中に工事をするなど、表からは見えない仕事の裏側があるんです。できれば、いつか直接受注いただいた現場の様子を動画に収めてみたいなと考えているんですよ。この仕事の持つドラマや魅力を、もっと多くの方に知っていただきたいですね。

これからホームページを作る企業へのメッセージ

伊藤:最後に、これからホームページを作る企業の方々へ、何かアドバイスをいただけますでしょうか?
飯田様:そうですね。費用面で悩まれる企業さんも多いと思うんです。ただ、せっかく作るのであれば、良いデザインの会社を選んでほしいですね。シアンスさんの場合は、こちらの意図をしっかりと理解した上でデザインに落とし込んでいただけて。まさに「100点満点」でした(笑)。

伊藤:ありがとうございます!今後も御社の期待に応えられるよう、精一杯サポートさせていただきます。

本日は貴重なお話をありがとうございました。

まとめ

本プロジェクトでは、単なるホームページ制作にとどまらず、CI整備の一端も担わせていただきました。また、「人」を軸にしたコンテンツ展開は、採用面での成果も生み出しています。

今後は動画やnoteなど、より多様な媒体を活用した情報発信を行うとの意欲も聞かれました。内装業界そのものへの理解度や魅力を高めることを視野に入れていらっしゃり、弊社としてもさらに幅広くお手伝いさせていただきたいと考えています。

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伊藤 彩乃

クライアントからの要望と制作チームからの技術的提案の双方を広く理解し、最適解を見つけていく現実的なバランサー。丁寧かつポジティブなコミュニケーションでクライアントとの信頼関係を築く。

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