5年後10年後を見据えたパートナー選びで、情報発信の意識が変わった|森井紙器工業株式会社

伊藤彩乃

アカウントマネージャー
伊藤 彩乃

プロジェクト事例

お客様プロフィール

法人名森井紙器工業株式会社様
本社〒959-0215
新潟県燕市吉田下中野1551-2
URLhttps://www.morii-group.co.jp/
事業紹介

段ボールシートおよび段ボール箱の製造・販売、梱包資材販売、紙製什器・紙製商品企画販売

創業から100年を超え、新潟県の段ボール製造において大きなシェアを占めている森井紙器工業株式会社様。今回は同社で広報等をご担当されているお二方に、ホームページのリニューアルを通じた企業の情報発信についてお話を伺いました。

課題と効果

課題

  • 社内リソースでのホームページ運用の技術的限界
  • 企業の魅力が伝えきれていなかった
  • 段ボール業界の認知度の低さ

効果

  • 採用面での企業イメージ向上
  • 問い合わせ数の増加(特に「事例紹介」経由)
  • 社員のモチベーション向上
  • 企業としての信頼性の確立

会社を理解しようとする姿勢が、長いお付き合いのきっかけ

伊藤:まずは、シアンスへお問い合わせいただいたきっかけについてお聞かせください。

K様:2015年当時は、社内でホームページ作成ツールを使って制作・運用していたんです。ただ、ホームページの専門性がどんどん上がっていることから技術的な限界を感じていて、専門の制作会社を探していました。

S様:リニューアル提案の依頼先を探す中で、シアンスさんの制作実績に魅力を感じ「ここなら安心して依頼できそう」と思って問い合わせました。

伊藤:ありがとうございます。その後、ヒアリングのため私とディレクターで初めて御社に伺いましたが、その時の印象はいかがでしたか?

K様:今と変わらない誠実さと親しみやすさを感じましたね。特に印象的だったのは、私たちの会社のことをしっかりと理解しようとしてくださる姿勢でした。

実は、最終的な見積金額は他社よりも高かったんですが、「シアンスさんのほうが森井紙器のことをより理解してくれている、何より5年10年と長くお付き合いできる会社だ」と社長に進言したんです。

伊藤:そこまでご信頼いただき、大変光栄です。その信頼は今でも変わらないでしょうか…?(笑)

K様:はい、その後のリニューアルの際はシアンスさん一本でお願いしましたしね。それだけ信頼してお任せしています。

「縁の下の力持ち」だからこそ、ホームページでは信頼感を大切に

伊藤:ホームページで重視されたポイントはありますか?

K様:段ボール業界は、いわば「黒子」のような存在なんです。商品の搬送や保管を支える縁の下の力持ち。そういった業界だからこそ、企業としてのしっかりとした体制や、まじめさ、信頼感を大切にしたいと考えました。それを伝えるため、企業イメージの伝わるデザインはもちろん、見やすく使いやすいホームページにしていただきました。

伊藤:縁の下の力持ちだからこそ、企業姿勢や信頼感を重視されたわけですね。

S様:その後の2回目のリニューアルでは、その基本姿勢を大切にしながら新たな要素を加えました。

K様:SDGsの取り組みが重要になってきたタイミングでしたので、企業としての信頼性を高めるため、また就活生へのアピールのためにも、最新トレンドを取り入れ洗練されたデザインにしたいと思っていました。

伊藤:そのご要望を受けて、「循環型素材の段ボールで持続可能な未来へ」というスローガンに沿った、フラットでミニマルなデザインにさせていただいたんでしたね。

就活生向けに事業内容を紹介する「森井紙器工業について」ページ

先輩社員の声を紹介する「社員インタビュー」ページ

リニューアルをきっかけに、情報発信への意識が変わった

伊藤:ホームページのリニューアルによって、何か変化はありましたか?

K様:ええ。特に2回目のリニューアルで「事例紹介」を追加したことは大きな転換点になりました。シアンスさんからご提案いただいたのですが、当社の良さを引き出していただけたことは、今でもお付き合いを続けている理由の一つですね。

「事例紹介」ページ

伊藤:最近は事例紹介だけでなく、ニュースやInstagram、イベント出展など、様々な形で情報発信をされていますよね。

K様:実は、以前はそこまで意識していなかったんです。事例紹介を追加したのも、シアンスさんがアクセス解析や同業他社サイトなどを分析して「絶対やったほうがいいです」と勧めてくださって。それまではOEM製品が多かったこともあり製品の詳細情報を発信することに消極的でしたが、そのご提案をきっかけに「ちょっと我々も変わらないといけないよね」と思ったんです。営業や採用に関する意識が変わりましたし、実際、事例紹介を見た方の問い合わせも増えているんですよ。

S様:Instagramも、シアンスさんに開設方法や運用方法などアドバイスいただいて背中を押してもらいました。

伊藤:そこが本当に素晴らしいと思います。特にBtoB企業ですと、新たな情報発信をご提案してもためらわれることが多いですから。

K様:それに、もっと大きな変化もありました。社員の方々のモチベーションが上がったと感じています。入社される方の親御さんも「ちゃんとしている会社だよね」という気持ちになってくださるんです。

伊藤:社内の皆さまへの影響まで考えていらっしゃったんですね。

K様:実は最初は意識していなかったんですが、運用していく中で、その重要性に気づかされました。

伊藤:そうだったんですか!そんなふうに感じていただいているなんて、弊社としてもとても嬉しいです。

学生や社会に向けた情報発信の強化が次のステージ

伊藤:弊社のサポートや対応はいかがでしょうか?

S様:定期的に提案をいただけるのが助かっています。生成AIに関する情報提供なども、とても参考になっています。SNSや情報発信に日々取り組めるようになったのも、シアンスさんのおかげですね。

伊藤:私たちの提案を、御社なりの形で発展させていただいているのが、とても嬉しいです。

K様:次回も私たちの期待を超える提案を楽しみにしています(笑)。

今後は学生や社会に対してより積極的に情報を発信していきたいですね。動画やSNSなども活用して、当社のことをもっと知っていただきたい。

段ボール業界は縁の下の力持ち的な存在ですから、積極的に情報発信をしないと事業の価値が伝わりにくい面があります。だからこそ、もっと表舞台に出て、私たちの仕事の重要性を知っていただきたいですね。

5年後、10年後も一緒に歩んでいける会社を選ぶ

伊藤:最後に、これからホームページ制作を検討されている企業の方々へ、アドバイスをいただけますでしょうか?

K様:安く作ってくれる会社やサービスはたくさんあると思います。でも、私たちが一番大切だと感じたのは、共に成長していけるパートナーを選ぶこと。そのためには、5年後、10年後も一緒に歩んでいける会社かどうか、しっかり見極めることが重要だと思います。

S様:実際、当社もリニューアルを含め長くお付き合いする中で、シアンスさんには心強いパートナーになっていただいています。迷われている方は、まずは相談してみることをお勧めします。

伊藤:温かいお言葉をありがとうございます。これからも末永くお付き合いいただけるよう、精一杯努めてまいります。

まとめ

本プロジェクトでは、単なるホームページ制作にとどまらず、長期的なパートナーシップを構築させていただきました。特に事例紹介の追加をきっかけに、情報発信への意識が大きく変わり、社内外での評価向上にもつながっているとの嬉しいお話を頂くことができました。

今後はSNSに加え動画など、より多様な媒体を活用した情報発信を展開されたいとのこと。認知度向上に向けた森井紙器工業様のそうした思いに応えられるよう、弊社としても引き続き幅広くサポートさせていただきたいと考えています。

関連記事

森井紙器工業株式会社様 Instagram運用サポートを実施

関連サービス

この記事を書いた人

伊藤彩乃

アカウントマネージャー

伊藤 彩乃

クライアントからの要望と制作チームからの技術的提案の双方を広く理解し、最適解を見つけていく現実的なバランサー。丁寧かつポジティブなコミュニケーションでクライアントとの信頼関係を築く。

お問い合わせやご相談はこちら

お問い合わせ