結局シアンスって何してくれるの?ホームページ作るだけ?

伊藤彩乃

アカウントマネージャー
伊藤 彩乃

ビジネスヒント

こんにちは、営業課の伊藤と申します。

今回は「結局シアンスって何してくれるの?ホームページ作るだけ?」にお答えしていきます。「それ気になってたんだけど、なかなか面と向かっては聞きづらくて…」という方もいらっしゃるかもしれませんね。(実際このあいだ聞かれたので記事にしました。)

結論から言えば、「ホームページ作るだけのケースはほぼゼロ」です。

なぜなら、一見ホームページを欲しがっているご担当者様でも(そしてご本人がそう信じ込んでいる場合でも)、本当に欲しいのはホームページではないからです。本当は
「会社のイメージを良くしたい」
「新しいお問い合わせが欲しい」
「良い人材が欲しい」etc
からホームページ、となっていることがほとんどです。もっとリアルな話をすると、
「どうしたらいいか分からないけどこのままでは良くないことだけは分かる」
「別に困ってないけど、もっと良くなるなら何か提案してほしい」
という状況でご相談いただくケースもあります。

「えっ、そんなもやもやした状況で相談していいの?困らせてしまうのでは?」
「そんな状況で相談したところで何をしてくれるの?」
「あとは制作会社が作るだけ、の状態にしてから依頼するべきなんじゃないの?」
とお思いの方、大丈夫です。シアンスのホームページ制作は、コンサルティングもセットだから大丈夫なのです。(実際このあいだ質問くださった方も、コンサル的なことから入ってもらえるのかが聞きたかったようです。)

「コンサルティングって具体的に何?」ということで、かいつまんでご紹介していきます。

1. クライアントの現状と競合他社を調査する

一般的に「3C分析」と言われる調査です。
インターネット上の市場がどうか、その中でクライアントと競合他社がどういう位置づけになっているか、どこに伸びしろがあるか等を見極めます。
Webサイトを見るだけでも分かることはかなりありますし、場合によっては中期経営計画等、公開されている各種情報も参照します。

ご提案時、ここのご説明をすると「なるほど、そうだったのか…」、「知らなかった…」、「たしかに言われてみれば…」という反応を頂くことが多いです。
ここの捉え方がクライアントと弊社でずれていると、その後ホームページを作る上でも話が嚙み合わなくなるため、とても重要な調査です。

2. ターゲットユーザーを特定する

 

クライアントにとっての顧客はどんな業界のどんな部署で、どんなニーズを持ってWebを閲覧しているのか、といったターゲット像を明確にします。
上場企業のコーポレートサイトの場合は「株主や取引先、従業員やその家族、求職者、地域社会を含めた全ステークホルダー」となるでしょうし、お問い合わせ獲得を目的にしたWebサイトであれば「〇〇のリプレースを検討中の〇〇系メーカーの購買担当者(検索ワードは〇〇や〇〇)」となるでしょうし、技術者を募集するための採用サイトであれば「大学工学部の学生」となったりします。

やはりここの捉え方がクライアントと弊社でずれていると、効果的なホームページは作れません。

3. ユーザーに提供すべき情報を編集する

3C分析とターゲットの明確化をすると、どんな情報をWebサイトに載せるべきか見えてきます。
それらの情報をどう整理し並べると閲覧者が見つけやすいか、伝わりやすいか、サイト構成や各ページ内容をご提案します。

また、実際に各ページを作る際には、掲載すべき内容例をご提示し、クライアントから支給いただいた情報を、必要に応じて整理・リライト・図式化して掲載します。
企業イメージやブランディングが大切なコンテンツの場合、プロカメラマンの撮影を手配したり、読み物コンテンツの場合はプロのライターを手配することもあります。それにより、同じ1ページでも伝わる情報の質が格段に上がるからです。

ちなみに、「見積を依頼する際はきちんと依頼者側でサイトマップを固めてからでないと依頼できない」と思っているご担当者様もいるかもしれませんが、弊社の場合は必須ではありません。
ご提示いただいたとしても、詳細ヒアリング後により適切と思われるサイトマップを弊社からご提示する場合も多いです。

4. 適切なデザインを設計する

 

サイト構成が決まったら、デザインを作成します。
基本的には企業ロゴや企業理念といったコーポレート・アイデンティティを、見た目でも伝えられる・印象付けられるように設計します。そのため、テンプレートは使わず一社一社オーダーメイドでデザインしていきます。
また、弊社の場合は特にご要望いただかなくてもユーザビリティやアクセシビリティに配慮したデザインを提供しています。見た目の印象だけでなく、閲覧者がWebサイトを使う上での体験すべてが、クライアントのWeb上での「接客」となるからです。

ご提案時にはトップページのデザイン案を作成することが多いですし、場合によってはその他主要コンテンツのデザイン案もご提示しています。

5. あらゆる端末からのアクセスに備える

企業サイトであっても、閲覧者はPCからアクセスするとは限りません。スマートフォン等のモバイル端末からのアクセス比率は上がり続けています。
当サイトも、直近1年のアクセスを見るとデスクトップ58%、スマホ40%です。採用サイトは別ドメインで持っているので、学生からのアクセスが特別多いわけではないにかもかかわらずスマホ4割というのは、意外に多いですよね。

そんな状況の中、Googleは「レスポンシブデザイン」のWebサイトを推奨しています。どの端末から見ても同じ情報が見やすく提供されるべし、ということです。
当サイトも、ブラウザの横幅を狭めたり広げたりしてみると、自動的にメニューが格納されたり画像やテキストやテーブル(表)のレイアウトが見やすく変わったりします。これがレスポンシブデザインです。

弊社では「レスポンシブデザインで作ってください。」とご指定いただかなくても、標準仕様として提供しています。

6. 安全なシステムを設計する

様々なところで耳にするかと思いますが、企業規模の大小を問わず不正アクセスやウイルス感染等の被害に遭う企業が増えています。
CMS(コンテンツ管理システム)等のWebシステムを導入する場合、セキュリティ対策を盛り込んだ設計・開発が必須です。
弊社では、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の構築基準​「安全なWebサイトの作り方」最新版に準拠した設計・開発を行なっています。
構築時だけでなく、Webサイト公開後も、保守契約にてCMSの定期的なセキュリティアップデートに対応しています。

また、弊社はプライバシーマークを取得していますので、​個人情報の取り扱いについてもご安心いただけます。​

7. 現実的な更新プランを設計する

「Webサイトは公開してからがスタート」はあまりに使い古された表現ですが、真実です。
特に「新規顧客を開拓したい」という目的のWebサイトの場合は、開設したから、リニューアルしたからといってすぐに成果が出るわけではありません(Web広告に相当の費用をかければ別かもしれませんが)。

Googleは、有用な情報をたくさん発信しているWebサイトを評価します。そのためには、公開してからも継続的に情報を拡充していける体制を構築する必要があるのです。

しかし、これまで日常業務でやってこなかった「Webサイトの記事更新」を、新たに始める&継続するとなると、最初はやはり大変です。
そこで弊社では、クライアントの記事更新が軌道に乗るまで、記事の作成方法や内容案などのサポートも提供しています。
最初だけでなく、保守サービスのご契約があるお客様にはご相談いただければ随時サポートさせていただいています。なぜなら、「Webサイトは公開してからがスタート」だからです。

 

以上、単純にホームページを作る以外に弊社がやっていることを、ざっとご紹介しました。
ちなみにご提案は無料でしていますので、まずはご相談だけでもどうぞ。
(最終的にただの営業になってしまいました、すみません。)

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クライアントからの要望と制作チームからの技術的提案の双方を広く理解し、最適解を見つけていく現実的なバランサー。丁寧かつポジティブなコミュニケーションでクライアントとの信頼関係を築く。

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